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今年、最初の映画

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結局、家からチャリで15分の三軒茶屋シネマで「ハリー・ポッター 不死鳥の騎士団」と「オーシャンズ13」を観てきました。

「ハリー・ポッター」ってなんだかんだいって全作観てるけど、基本的に興味ないから前作がどんなんだったかさっぱり憶えてなくて今回も置いてけぼりでございました。ただ単純に前作の続きではなく、管理教育で生徒を苦しめつつ校長にまでなってしまう新任教師(「ヴェラ・ドレイク」のオバサン)と、ハリーと仲間たちが対決するというのがメインプロットになってるので楽しめました。ハリーが先生になって仲間たちに魔法を教えるのを見ていて「ああ、学園モノなんだ」とあらためて思いましたよ。ファンタジーは嫌いだけど学園モノはケッコー好きだったりします。
さて子役の悲しい性か、ハーマイオニーってどんどんケバいブスになってきましたな。なんだか製作者側も原作者も彼女の成長をあきらめて、ハリーには別の恋人をあてがったりサブキャラの不思議ちゃんを作ったりで苦労が偲ばれます。また、逆にロンがかっこよくなっちゃったもんだから弄られキャラを新たに作ろうと必死です。恐らく原作者のオバチャンもそんなこと考えながら原作書いてるのに違いないと思います。
ところでこのシリーズ、ゲイリー・オールドマンもエマ・トンプソンもレイフ・ファインズもヘレナ・ボナム・カーターも当初はゲストのつもりで出たのが原作の所為で降りるに降りれないようになった事情がなんとなく見えてきます。

「オーシャンズ13」は「12」観てないので不安だったのですがこれは続き物ではなく一話完結なんで安心しました。ところがキャラの説明がまったくなくはじまるので、誰が仲間なのかさっぱりわかりません。しかも全体的にガチャガチャしてるのでまるでダイジェスト版を見てるようでした。作り手はテンポを重視してるつもりなんでしょうがまったく誰にも感情移入が出来ないのは困りものです。なんで丁寧にエピソードを重ねるという当たり前のことが出来ないんでしょう。
こういう映画は敵の裏をかくようなコンゲーム的要素が必要だと思うのですが、全然そーゆーことはなく手口は「ルパン三世」のように乱暴なガテン系でまったく頭を使ってません。つい先日、中学生がこのシリーズを真似て泥棒をしたという事件がありましたが、なるほど頭の悪い中学生でもこれなら出来そうです。イカサマサイコロを作るためにサイコロ工場にバイトしたりして下準備にむちゃくちゃ金と時間を掛けてますがね。
それでも出てる役者が豪華絢爛で「あ、あいつも出てる、こいつも出てる」といった具合に興味が尽きないんですよね。でも、これってハリー・ポッターと同じでワーナーも今更引くに引けずヤケクソになってるんじゃないかしら。もってけドロボーて感じで…。
それでも人気者たちがちゃんと同一画面に収まってるのがすごいと思いました。いや、ひょっとしてCG合成かもしれませんね。なんとなく単に出てるだけという感じですから。キャラも全然立ってないですしね。
ところで「13」の13人の内訳がさっぱりわかりません。オーシャンを入れての本来の11人にアンディ・ガルシアを加えてもあと一人足らないですよね。マット・デイモンに誑しこまれるエレン・バーキンのことなのかしら?それともターゲットのアル・パチーノも入ってるのかしら?もう、何がなんだか。
豪華なのに安い、そーいえばちょうどフジテレビが作る映画ってこんな感じですよね。だとしたらCXの戦略は世界照準なんですかね。頭の悪い観客には見た目豪華な頭の悪い映画ってコトで。

名画座とはいえお正月らしい二本立てでございました。

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2008年4月

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