「フレッド・アステアのすべて」
AFIは、監督の育成と生涯功労賞の授賞のほかに、映画・テレビの優秀作品を毎年選出することもしているのだそうです。今日付けのバラエティ・ジャパンのニュースに出ていました。
前回ご紹介したレーザーディスクのボックス・セットで、もっともくり返し再生しているのはVol.3のフレッド・アステアの授賞式の模様です。関西テレビで「フレッド・アステアのすべて」という題で放送されたときの録画も含めると、相当な回数見ていますが、いまだに飽きません。アステアの出演作では「トップ・ハット」「イースター・パレード」「バンド・ワゴン」などを持っているのに、そのソフトを再生するよりも、授賞式のディスクで名場面集を再生する回数のほうが断然多いです。
番組がどんな構成になっているか、ご紹介します。
・歴代の受賞者紹介
・前年の受賞者ジェームズ・スチュアートが今年の受賞者はアステアですと告げる
・会場のビバリーヒルトン・ホテル入りするデビー・レイノルズ、アーネスト・ボーグナインら
・「トップ・ハット」の一場面
・主賓のアステアが入場、着席
・AFI理事のチャールトン・ヘストンがあいさつして、司会のデビッド・ニーブンを紹介
・姉アデルとコンビを組んでいた時代の紹介
・「ダンシング・レディ」「有頂天時代」の一場面
・ミハイル・バリシニコフのスピーチ
・「空中レヴュー時代」「コンチネンタル」などジンジャー・ロジャースと共演した作品のクリップ
・ニーブンがジンジャー・ロジャースとレーガン大統領からのメッセージを代読
・「踊るニュウ・ヨーク」の一場面を通じて紹介されたエレノア・パウエルのスピーチ
・ボブ・フォッシーのスピーチ
・「スイング・ホテル」「踊る騎士」「恋愛準決勝戦」などアステアのソロのクリップ
・「バンド・ワゴン」の一場面を通じて紹介されたシド・チャリシーのスピーチ
・「パリの恋人」の一場面を通じて紹介されたオードリー・ヘップバーンのスピーチ
・「晴れて今宵は」「足ながおじさん」などの一場面を通じてリタ・ヘイワース、レスリー・キャロンなどの相手役を紹介
・ニーブンがアービング・バーリンからの手紙を代読
・「踊らん哉」「絹の靴下」などの一場面を通じて歌手としてのアステアをクローズアップ
・ハーミズ・パンのスピーチ
・ジェームズ・キャグニーのスピーチ
・TVショー「フレッド・アステアの夕べ」の一場面を通じて紹介されたバリー・チェイスのスピーチ
・「ジーグフェルド・フォリーズ」の一場面を通じて紹介されたジーン・ケリーのスピーチ
・AFI理事長ジョージ・スティーブンス・ジュニアのスピーチ
・アステアの受賞スピーチ
ジンジャー・ロジャースがほかの仕事で欠席しているのを除けば、理想的な顔ぶれがそろっていて、進行もとてもスムーズです。関西テレビの放送分は、スピーチが数人分カットされていたのは仕方ないにしても、TVショーの一場面はカットしないでほしかったです。1958年に放送されたものだそうですが、モノクロ映像でなくカラーです。
なお、ジョージ・スティーブンス・ジュニアとは、「陽のあたる場所」「シェーン」のジョージ・スティーブンス監督の息子です。父親が監督した「有頂天時代」のセットを4歳のときに訪ねてアステアに会ったのだとか。彼は生涯功労賞の授賞式にほぼ毎回登場しています。




















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