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Come Back To Me! あの映画よ もう一度 Vol.4~「失われた地平線」

| | コメント(1)

 

ブログを久々に書かせていただきます。カムバックシリーズ第4弾は「失われた地平線」(1972 イギリス)です。「雨にぬれても」やディオンヌ・ワーウィック、カーペンターズのヒット曲など60年代から70年代に活躍した名コンビ、作曲バート・バカラック、作詞ハル・デビッドが手がけたミュージカル映画です。オールスターキャストの70ミリ大作で、ピーター・フィンチ、リブ・ウルマン、オリビア・ハッセー、マイケル・ヨーク、ジョージ・ケネディ、サリー・ケラーマン、ジョン・ギルガットにシャルル・ボワイエと言った顔ぶれ。幻の理想郷、シャングリラを舞台にしたこの物語は、「チップス先生さようなら」で有名なジェームス・ヒルトン原作のミュージカル映画化作品です。日本では1937年にフランク・キャプラが監督した通常の劇映画版はDVD化されていますが、この72年のミュージカル化作品は、ロードショー公開以後、名画座でもほとんど上映されぬまま、ビデオもDVDも発売されなかったので未見の方も多いはずです。以前にアメリカではビデオが出ましたが、今では入手不可で、唯一輸入版でサントラが手に入るだけです。サントラを聞いていただければ分かりますが、ミュージカルナンバーはどの曲もバカラックらしい親しみやすい名曲ばかりです。(アマゾンで一部の曲は視聴出来ますのでぜひ聞いてみて下さい。)私自身が好きなナンバーは、まず、シャングリラに住む歌姫ハッセーと、文明の国のキャリアウーマンのケラーマンが、掛け合いでお互いの立場をうらやむ「Things I Will Not Miss」というナンバー。ハッセーが「自分にいらないものはあり余る太陽の光よ」と唄うと、ケラーマンが「太陽の光はいくらあっても足りないわ。」と返すと言った具合。他に好きなナンバーは、売れないコメディアンのボビー・バンが、シャングリラの子供たちに教える「Question Me an Answer」で、答えから質問を考えようというとってもユニークな唄です。学ぶことの楽しさを生き生きと唄い、サビでは「知識は君たちを自由にしてくれる。」というナンバーで、他の曲もハル・デビッドの作詞がシンプルかつ心に染みる歌詞となっていますサントラを聞くと映画で使われなかったナンバーも入っており、DVDが出ればこの辺の未公開シーンなんかも盛り込まれるのではないかと思いますが、まずは映画館の大きなスクリーンで見たいです。ちなみに、公開当時の劇場は、今となっては伝説と化した京橋のテアトル東京でシネラマ方式で上映されました。

失われた地平線.jpg

コメント(1)

坂田勝俊 :

「失われた地平線」にミュージカル版があったんですか。
フランク・キャプラ版は見ていますが、こちらは全く知りませんでした。
作詞・作曲の2人に惹かれるのはもちろんですが、キャストも豪華で、彼らが歌う姿を大きな画面で見たくなりました。

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