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犬の映画

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年の瀬も迫ったバーゲンの季節、とある店舗でも驚くほど安い金額で新品のDVDソフトが売られていたため、大量に購入しました。

その中で犬に関わる映画を見たのでその感想でも。

 

「ボンボン」

何をやっても不運続きのおじさんとドゴとかいう種類の犬ボンボンの話です。同じ犬が登場する南米の話でも「アモーレス・ペロス」のように熱いお話ではなく、笑っちゃうくらい何もおこらない、ボンボンと出会ってからもただ小さな幸運が少しずつやってくるだけなのです。もともと俳優ではない普通の人を主役として起用しているそうですが、その効果なのかおじさんの笑顔に人生がにじみ出ているようで何ともいえない感じがし、それが無表情のボンボンとよい対比を成しています。だからなのか、二人が並んで車に乗っているのをずっと見ているだけで十分満足できます。年の瀬の慌しさの中ですさんだ心を癒してくれる一本です。

 

もう一本は「ベルビルランデブー」アニメです。

孫を助けにおばあさんと犬のブルーノ(少しボンボンに似ているかも)が大冒険をするお話です。

キャラクターと社会の嫌な部分を極端にデフォルメして表現され、奇想天外なストーリー展開が限られた台詞の中で描かれているのが魅力ですが、およそ子供にはお勧めできない、むしろ子供にはトラウマになりかねないアニメです。私には特に三つ子のおばあさんの歌声と蛙(「マグノリア」とはまた一味違った)が深く脳裏に刻まれてしまっています。おばあさんの海の追跡やスピード感が無いのに緊迫感があるカーチェイスなど、私の乏しい想像力では絶対考えられないことが次々と出てくる「凄い」映画です。

ルネ・ラルーやメビウス(ジャン・ジロー)あたりが好きな方はいががでしょうか。

 

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2008年4月

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